個別指導と集団指導どっち?現役講師が正直にメリットデメリットを説明!

予備校・塾

塾講師歴4年、今も副業として細々と英検添削を行っています。
今まで3つの大手進学塾にて、大学受験指導、高校受験指導を実施しています。
それぞれの塾を経験して、結局、集団指導塾と個別指導塾のどちらが良いのだろうと迷ってる生徒さん、保護者の方多いのではないでしょうか。
この記事ではどの基準で塾を選ぶといいのかを解説します!

個別指導と集団指導のどちらが良い?

指導力を重視して塾を選びたいのであれば、集団指導塾を選択することがベターです。

何故なら、アルバイトの講師率が少ないからです。もしくは、アルバイトだとしてもそれなりに指導力がある学生バイトの方や、研修がしっかりしている塾が多いからです。

  • 個別指導の裏話として・・・。

一方で、個別指導は授業をせず、面談業務や営業を主に行う社員と授業を行う講師が80%、大学生アルバイトで成り立っている業務形態だからです。

気になる塾の講師がアルバイト(学生)なのかどうかは、めんどくさいですが、求人サイトで該当する塾の名前を検索してみるとすぐに判明するかと思います。

個別指導のメリットとデメリット

こう聞くと、個別指導はデメリットしか感じませんが、もちろんメリットもあります。

集団指導個別指導
講師好きな先生を比較的選べない担当指名制度がある(性別、年齢、ベテランなど選べる)
教務力一人ひとりの指導力は比較的高い大学生講師が授業を行うため、指導力に差が出る
塾に合わなかったら退塾する選択肢が多い先生が合わなくても講師を変更できる

集団塾では指導力が高い一方、自分に合わない講師だった場合、退塾の手続き、すぐ他塾に移ったりとするのは、難しいこともあると思います。

個別指導では、担当指名制度を売りにしている塾が多くあります。
自分と相性の合う、授業を受けて、指導力の高い講師を選べる制度ですね。相性が合わないと感じたら、教室長に相談すればほぼ変更対応が可能です。


個別指導では、10%社会人講師、90%大学生アルバイトで構成されており、社会人講師の方が圧倒的に指導力が高く、人気も高いです。

そうなると何が起こるでしょうか。

人気講師の授業を自分の都合の曜日に受けられないという事が生じます。

1つの塾にこだわる必要はありません。

年度の切り替わりや、講習中にお試しで通ってみて塾の雰囲気を味わうのも良いと思います。

個別指導で担当指名制度があるからと言って人気講師、自分の相性と合う講師を必ずしも選択できるわけではありません。そこはデメリットの一つになります。

また学生アルバイト講師が多いので、大学の都合や、一部倫理観のない講師も存在する場合があり、慎重に講師を選ぶ必要があります。

体験授業を受けたり、時にはクーリングオフを活用して、様々な塾、講師の方と会うのに時間をかけることをお勧めします。

以上、内部事情をよく知っている塾講師のつぶやきでした。お子さんに合うベストの塾が見つかりますように!

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